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柏のスタートアップ環境
柏市には、柏の葉キャンパスを中心として、東京大学や千葉大学、国立がん研究センター東病院など、国内有数の技術・研究が集積しているほか、東葛テクノプラザや東大柏ベンチャープラザといった2つの公的インキュベーション施設や、大規模なコワーキングスペースを持つ「KOIL」もあり、スタートアップが事業を育みやすい環境が整っています。
都心から電車で約30分という利便性と、大型商業施設、医療機関や子育て機関、教育関係も充実しており、「職住近接」が実現可能な自然豊かで快適な生活環境の両立は、スタートアップの事業成長と最適なチーム作りを同時に叶えます。
大学・研究機関
東京大学 柏キャンパス
東京大学の本郷、駒場に次ぐ第3の主要キャンパス。大学院新領域創成科学研究科では「基盤科学研究系」「生命科学研究系」「環境学研究系」の3研究系があり、その他にも物性研究所、宇宙線研究所、大気海洋研究所、国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構など、最先端の研究所が立地。
千葉大学 環境健康フィールド科学センター
植物をキーワードとして「食と環境と健康」を学際的に教育研究する目的で2003年に設立。千葉大学柏の葉キャンパスを拠点に、環境園芸農場、植物工場拠点を設置し、技術教育、多様な農福連携に関わる研修、植物の機能性や快適性評価研究、環境調和型園芸生産技術研究など、地域社会の持続性を希求する活動を実施。
産業技術総合研究所 柏センター
AI技術やセンシング技術を活用し、人に寄り添い人の能力を高める「人間拡張技術」を中核とした研究を実施。AI技術に関する最先端研究用の計算システム「AI橋渡しクラウド(ABCI)」が設置されており、多くの企業、研究機関、大学などが利用。
国立がん研究センター東病院
国立がん研究センター(本院:東京築地)の第2の拠点。併設する先端医療開発センターとの連携で、臨床研究中核病院、ゲノム医療中核拠点、次世代医療機器連携拠点、橋渡し研究支援機関など、国のほぼすべての開発拠点整備事業を取得。がん医薬品医療機器開発の国内拠点としての地位も確立。
オフィス・ラボ
東葛テクノプラザ
中小企業の技術力・開発力の向上、新産業の創出やベンチャー企業育成などを目的に設立された千葉県の産業支援施設。研究開発室を安価で提供するほか、試験機器の開放利用や会議室の貸出を行う。また、大学、研究機関等との共同研究も支援する。
■運営:公益財団法人千葉県産業振興センター
■入居案内:https://ttp.or.jp/laboratory
東大柏ベンチャープラザ
東京大学、千葉県および柏市と連携して運営。東京大学をはじめとする大学のシーズを活用して、新事業の創出や起業を目指す方々に、大型設備も設置可能な試作プラントや、P2レベルまでの実験が可能な研究室(ウェットラボ)を賃貸し、成長を支援。
■運営:独立行政法人中小企業基盤整備機構
■入居案内:https://www.smrj.go.jp/incubation/tkv/room/index.html
KOIL 柏の葉オープンイノベーションラボ
1人から使えるコワーキングスペースのほか、スタートアップのステップアップに対応した数人~100人規模まで多様なサイズの個室専有オフィスが揃う。共有の会議室(無料/有料)やイベントスペース、レーザーカッター等が使えるファクトリーも利用可能。
■運営:三井不動産株式会社
■URL:https://www.koil.jp/koil/
KOIL TERRACE
水辺を望む吹き抜けのロビーや、美しい眺めが広がるルーフテラス、つながりを生み出すコワーキングスペースなど、多様な働き方に応える共用空間を併せ持つオフィスビル。個人から大企業までどなたでも働ける。
■運営:三井不動産株式会社
■URL:https://www.koil.jp/terrace/
三井リンクラボ柏の葉1
アカデミア、研究施設、先端医療施設等の近接地における賃貸ラボ施設。BSL2のウェットラボ仕様で、共用部には会議室、カフェ、コミュニケーションラウンジを整備。
■運営:三井不動産株式会社
■URL:https://www.mitsui-linklab.jp/location/kashiwanoha1/
アクセス
柏市におけるスタートアップの中核地、柏の葉キャンパス地域は、つくばエクスプレス線で秋葉原から30分、北千住から20分と都心からのアクセス性が良く、国や民間の研究機関が多く集積する筑波研究学園都市までも約20分の距離にあります。また、羽田、成田の2つの国際空港からも高速バスでそれぞれ約45分、約60分と利便性が高い立地にあります。