柏市には、柏の葉キャンパスを中心として、東京大学や千葉大学、国立がん研究センター東病院など、国内有数の技術・研究が集積しているほか、東葛テクノプラザや東大柏ベンチャープラザといった２つの公的インキュベーション施設や、大規模なコワーキングスペースを持つ「KOIL」もあり、スタートアップが事業を育みやすい環境が整っています。
都心から電車で約30分という利便性と、大型商業施設、医療機関や子育て機関、教育関係も充実しており、「職住近接」が実現可能な自然豊かで快適な生活環境の両立は、スタートアップの事業成長と最適なチーム作りを同時に叶えます。

ビジネスプランの骨子をメンターと作り上げていく「TEPビジネスプラン作成セミナー」や、同セミナーにメンタリング等をパッケージ化した「KOIL STARTUP PROGRAM」、医療機器分野のスタートアップと国立がん研究センター東病院のマッチングを目指す「メディカルデバイス・イノベーションin柏の葉」、アジア各国の技術系スタートアップによるビジネスコンテスト「AEA」など、柏市にはスタートアップの飛躍をサポートする数多くのプログラムがあります。

柏市には、柏の葉キャンパス地域を中心として、市内で活躍する先輩スタートアップや、苦難を分かち合う起業家仲間、アドバイスをくれたり壁打ち相手になってくれるメンター、行政や民間のスタートアップ支援者など、スタートアップが成長していくために大切なコミュニティがあります。
柏市では、スタートアップの皆様が日常的にメンターに相談したり、コミュニティで気軽に交流したりできる機会を提供しています。

柏の葉キャンパス地域では、2006年よりUDCK（柏の葉アーバンデザインセンター）を中心とした『公・民・学』連携のまちづくりが推進されてきました。
この『公・民・学』連携のプラットフォームを活かすことで、スタートアップ等の民間企業に対し、まち全体を商品・サービスの実証フィールドとして提供する「イノベーションフィールド柏の葉」や、生活者の目線で新しい商品・サービス・プロジェクト等を生み出していく「みんなのまちづくりスタジオ」など、実際の社会環境の中で事業を検証・実証できる機会が用意されています。

柏市には、スタートアップの皆様にご活用頂ける基礎的な融資制度である「創業支援資金」のほか、市内立地をする場合の賃料補助制度である「柏市スタートアップ立地支援補助金」や、特定のスタートアップに対し事業実証を後押しする制度など、資金面における独自の支援制度があります。
スタートアップ相談窓口では、それぞれのスタートアップの事業内容やステージに応じて、柏市のほか、国や県、その他公的機関による各種制度紹介も実施しています。